インド人の思考法とハタ・ヨーガ
- harmony-yoga
- 2022年5月17日
- 読了時間: 2分
ハタ・ヨーガを学ぶ時に
と言っても20世紀に再構築されたハタ・ヨーガではなく それ以前の本来のハタ・ヨーガですが
インド人の思考法がわかると
わかりやすくなります
腑に落ちます
さて、インド人の思考法とは?
多分そういう定義があるわけではなく
私が伊藤武先生から学んでいて気づいたことですが
象徴化 擬人化 イメージ化
が特徴的だと思います
ヨーガを学んでいる方はご存知の
チャクラ ナーディ プラーナ クンダリーニ など…
蓮華の花 月 太陽 蛇 神々
そして技法ではそれらをよりリアルにイメージしていきます
サンスクリット語を学ぶと
サンスクリット語には女性名詞、男性名詞があります これによっていろいろなイメージに繋がります
ちなみにヨーガ・スートラで同じみの
サーンキヤ哲学のプルシャ は男性名詞
プラクリティは女性名詞
そしてブッディは女性名詞だそうです
そしてインドの神々は
怒ったり笑ったり泣いたり 意地悪をしたり 戦ったり 殺しあったり エロエロだったり これもまた私達の内側の投影だったりするのでしょうね
イメージ 象徴 を使う事は
ハタ・ヨーガを行う上ではとっても重要です
タントラ的な技法では象徴を使います
私達は何とかに例えてるのね〜
みたいに軽く考えてしまうのですが
例えられたものはそれと(例えたもの)
と同じです イコールなんです そのものなんです
言葉で説明できないことも象徴を使えばいいのです
サンスクリット語の単語の意味はすごくたくさんあります
それは詩などで喩えに使った言葉が
その言葉の意味になってしまうからだそうです
ハーモニーヨガの
伝統的なハタ・ヨーガのクラスでは
イメージを必ず使います
よりリアルにイメージをしていきます
ヨーガ・スートラやハタ文献
ヨーガの哲学の講座では
象徴 イメージの話は必ず出てきます
象徴化 イメージ化 することは
意識 集中 瞑想 そしてプラーナコントロールへと繋がります
アーサナをとりながら行うと
全てがトータルで一つのハタ・ヨーガとなります
アーサナ中心でポーズがとれることを目指すヨーガではなく こういったところに
意識が向いている皆さんと一緒に学び深めていけることはとても嬉しいことです
同じ思いの方と繋がっていけますように
その時々感じたことですが、少しずつ書いています
#ハタ・ヨーガ#ヨーガ・スートラ#象徴#イメージ#サンスクリット#タントラ

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